本住寺・大句哲正住職
「ほんとうに残念でね…こんな風にして…本当にもう残念ですわ」

石川県珠洲市正院町の本住寺では地震で境内にある鐘つき堂が倒壊。さらに、本堂の中も甚大な被害を受けました。

一瞬にして変わり果てた本堂。祀られていた位牌が床に落ち、散らばっている様子に、大句住職は言葉を失います。

本住寺・大句哲正住職
「もうね…ちょっとあの気力を…5月5日は気力を失うような感じではあった」

鐘は1トンを超える重さで、住職だけでは手が付けられず、業者に依頼したということです。震度6強から1か月、本堂に散らばった仏具も片づけられていました。

本住寺・大句哲正住職
「早い段階で檀家さん、被災されている方が多かったが程度が軽い方々、集まってくれる方々に来ていただいて片付けだけは行いました」

5月7日、檀家が集まって行われた本堂の片づけ作業。散らばった位牌を一つずつ運び出しました。

本住寺・大句哲正住職
「自然災害なのでやむを得ない部分はあるんだけど、これだけ頻繁に続くと不安が常にある。頭の片隅に大きいやつがいつくるか、また来るんじゃないかその思いでいっぱい」

震度6強から1か月、境内の墓石は今も倒れたまま。安全安心が当たり前の日常が戻ることを願い続けています。


本住寺・大句哲正住職
「日々、不安なく生活したい。日々、平穏に生活したい。日々、当たり前に生活したい。本当にその思いだけ」