中国軍とロシア軍が6日、日本海と東シナ海の上空で合同パトロールを実施しました。韓国の防空識別圏に入ったため、韓国軍機が出動したということです。

中国国防省は、中国軍とロシア軍が6日、日本海と東シナ海の上空で「合同パトロール」を実施したと発表しました。

詳細は発表されていませんが、日本海の上空では去年11月にもロシア軍の核兵器の搭載が可能な戦略爆撃機「ツポレフ95MS」と中国の爆撃機「H6」が合同パトロールを行っています。

中国国防省はいずれも年度計画に基づいたものとしてますが、両国の軍事面での関係強化をアピールする狙いがあるとみられます。

また韓国の通信社・聯合ニュースによると、6日午前11時52分から午後1時49分までのおよそ2時間の間に、中国の軍用機4機とロシアの軍用機4機が韓国の防空識別圏に進入したため、韓国軍は戦闘機を出動させました。領空侵犯はなかったということです。