長野市の茶臼山動物園のコモンウォンバットが人気を集めています。
そのコモンウォンバットを間近で見て、触れて、学べる、ファンにはたまらない1泊2日のツアーが開かれました。


長野市にある茶臼山動物園の人気者「コモンウォンバット」。

主にオーストラリアに生息するコモンウォンバットは国内に6頭しかおらず、東日本で唯一見ることができるのが茶臼山動物園です。

そんなコモンウォンバットを余すことなく体感できる1泊2日のツアーがあります。

茶臼山動物園の近くにある温泉旅館「松代荘」と動物園がタッグを組んだ特別企画。


自身も「コモンウォンバットが大好き」という松代荘の中山靖支配人は、企画の発起人の1人です。


■松代荘・中山靖支配人
「全国で6頭しかしないウォンバットを知っていただきたくて、気になることを飼育員に質問できる機会を設けたいなと思って企画しました」

30名の募集に対し、告知からわずか2日間で定員に達しました。

初日の夜に開かれたのは、飼育員による特別講演です。


コモンウォンバットの生態についての説明に、参加者が熱心に耳を傾けます。

(茶臼山動物園・高田孝慈飼育員)「歯がネズミっぽいので、よくネズミと間違われます」

飼育員の高田さんによると、ウォンバットはどちらかというとコアラに近い動物だそう。


質疑ではマニアックな質問も。

(参加者)「夏毛と冬毛は抜け変わるんですか?」

(飼育員)「すごく特化して毛が抜ける時期はあまり見られない」

■参加者「実際に飼育されている方の話が聞けて興味深かったです。温泉も食事もよくて、非常に満足しています」