トヨタ自動車は5日、高級車ブランド「レクサス」の新型SUVを、岩手県金ケ崎町のトヨタ自動車東日本岩手工場で生産すると発表しました。
岩手工場で生産されるレクサスの新型SUV=スポーツ用多目的車の「LBX」は、全長およそ4.2メートル、幅1.8メートルのハイブリッド車で、レクサスのSUVの中では最もコンパクトなサイズとなります。
先進の安全技術に加え、好みにあわせ、内装の色やシート素材などをおよそ33万通りの組み合わせからオーダーメードできるのが特徴だということです。
2012年に3社を統合してトヨタ自動車東日本が誕生して以来、岩手工場でレクサスの生産を手がけるのは今回が初めてです。
岩手工場で生産されている4車種のうち、「C-HR」の生産は今年7月ごろに終了します。「LBX」は今年の秋ごろの販売開始に向けて準備が進められていて、ひと月当たりの生産台数は、日本で販売される1200台を含む3500台となる予定です。