JR土讃線の利用促進に向けた会議が高知市で開かれ、台湾と高知の定期チャーター便の鉄道への効果や、今後の事業についての意見が交わされました。
この会議は利用者の減少が課題となっているJR土讃線の利用促進を目的に2019年から開かれていてJR四国やとさでん交通、沿線の自治体などがメンバーとなっています。
5回目となった5日の会議では、先月就航した、台湾と高知を結ぶ定期チャーター便に関して、台湾の旅行会社からツアーの一環として観光列車の座席予約が入ったことや、香川県で実施された、同じ定期券で列車とバスに乗車でき実証実験の結果などが報告されました。
また、キャッシュレス決済などについての意見も交わされ、メンバーからは「クレジットカードが使えない中高生がスマートフォンで乗車券を決済できる方法があってほしい」などの意見が出ていました。あげられた意見のうち実現可能なものは、それぞれの機関が取り組む方針です。