プロバスケットボール=B1の信州ブレイブウォリアーズが、Bリーグが発足を目指す「新B1」への参入に向けて運営体制を一新し、長野市との連携を強化することになりました。

■運営会社の新社長 木戸康行(きどやすゆき)さん
「今まで以上に価値を高めていきながら長野市を中心に長野県全体に愛されるようなチームにしていくのか考えていきたい」

運営会社と長野市が会見で発表し、新たな社長には、東京でM&Aコンサルティングなどの企業を経営する木戸康行さんが、就任しました。

経営体制の刷新で狙うのは、2026年から始まる「新B1」への参入です。

これまで競技成績で決まっていた昇格と降格をなくし、平均入場者数や売上高などの事業規模で審査します。

参入の条件の一つが、ホームゲームの平均入場者数4000人。

これまで使っていた千曲市のことぶきアリーナでは収容人数が足りず、長野市のホワイトリングでの試合を増やします。

■荻原健司長野市長
「長野市としてはホワイトリングの高機能化を進めていきますし、エンターテイメント性を高まるような選手がプレーしやすい、観客が見やすい施設に変えてきます」

新リーグの初回審査は、2024年10月に行われ、長野市が運営会社に対し新たに2000万円を出資するなど、経営体制を強化していきます。