新作歌舞伎「刀剣乱舞 月刀剣縁桐」の製作発表記者会見が行われ、尾上松也さん、尾上右近さん、中村鷹之資さん、中村莟玉さんが出席しました。
原案はゲーム「刀剣乱舞 ONLINE」で、ミュージカル化、舞台化、アニメ化などされている超人気作品です。
松也さんは主演するとともに、演出に初挑戦。“長年の夢だった新作歌舞伎を1つ作れるというのはありがたく思っている次第でございます”と挨拶しました。
歌舞伎ならではの見どころについて聞かれると、“今までありそうで見たことなかった古典歌舞伎をイメージしておりまして、王道の歌舞伎のテイストをふんだんに盛り込みたいと思っています”と演出プランの一端を明かしました。
松也さんは演出を手がけることについて、2年前の自主公演「赤胴鈴之助」の頃から考えていたことを明かし、“企画や脚本に携わって作らせていただいて、演者として立たせていただいていた時とは違う達成感が大きくて、これから挑戦していく中の目標の1つとして、演出という立場でやってみたいなと、かなり強く思うようになりました”と話し、“この「刀剣乱舞」で演出をさせていただくのは念願が叶ったような感じ”と力を込めました。
また、人気作の歌舞伎化について、松也さんは、“不安はあります。これだけ人気の作品に携われるのは光栄な反面、それだけ期待されることも多いですし。僕もファンになっているし、ファン心理も分かりますし”と心境を吐露。“歌舞伎の良さを僕らも再認識しながら、みんなで意見を出し合いながらブラッシュアップして、初日を迎えられたらいいな”と思いを新たにしていました。
新作歌舞伎「刀剣乱舞 月刀剣縁桐」は7月2日(日)から27日(木)まで、東京・新橋演舞場にて上演予定です。
【担当:芸能情報ステーション】














