ロシア軍の戦争犯罪を裁くウクライナでの初の裁判で、市民を殺害したとして起訴されたロシア兵に終身刑が言い渡されました。

戦車部隊に所属していたシシマリン被告は、ロシア軍によるウクライナ侵攻直後の2月28日、ウクライナ北東部のスーミ州で自転車に乗っていた62歳の非武装の市民を銃で撃ち、殺害したとして起訴されました。

裁判官
「罪を認めますか?」

ロシア兵 シシマリン被告
「はい」

裁判官
「全てにおいて?」

ロシア兵 シシマリン被告
「はい」

裁判官
「証言を拒みませんか?」

ロシア兵 シシマリン被告
「拒みません」

シシマリン被告は起訴内容を認めたうえで、ロシア軍の存在を通報されないよう男性の殺害を命令されたと主張していましたが、ロイター通信によりますとウクライナの裁判所は23日、「平和や人間性、国際的な法秩序に反する犯罪だ」と指摘し、シシマリン被告に終身刑を言い渡しました。

今回のウクライナ側の厳しい判決にロシアがどのような対抗策を取るのかが懸念されます。