2日の大雨の後、諏訪湖の護岸には、大量の枯れ草やゴミが流れ着いています。

周辺では漁業への影響も出ています。

漂着したゴミは南側の護岸沿いおよそ3キロにわたって点在していて、大量のヨシの枯れ草に混じってペットボトルやタイヤなどの生活ゴミも見られます。

2日の大雨で川から流れ込んだゴミが風にあおられて漂着したもので、諏訪湖漁協では最盛期を迎えるテナガエビ漁への影響を心配しています。

■諏訪湖漁協 藤森惠吉(ふじもりけいきち)組合長
「このゴミで(舟が)漁港から出られない。出れたとしても(エビ漁の)網が上がらない、ゴミだらけで。それで困ってる」

また、諏訪湖沿いの遊歩道では、ふだん大勢の人が散歩やジョギングを楽しんでいますが、ゴミは景観にも影響を与えています。

■ジョギングやウォーキングをする人
「多いなとは。今こっち来た時ゴミ多いなとは思いました」                               「気持ちはよくないですね」

諏訪湖を管理している県では枯れ草やゴミの量を調べて撤去する方向で検討を進めています。