ロシア国防省は、ウクライナの大規模な攻撃が4日に始まったが撃退したと発表しました。ウクライナ軍兵士ら250人を殺害したと主張しています。

ロシア国防省 報道官
「4日の朝、敵は大規模な攻撃を始めました」

ロシア国防省は、ウクライナの大規模攻撃は東部ドネツク州の南部の前線5か所で始まったと発表。戦車大隊などによる攻撃だったが、これを撃退したとし、複数のウクライナ装甲車両が被弾し、爆発する様子を写したとするビデオを公開しています。そのうえで、ウクライナ軍兵士らおよそ250人を殺害したと主張しました。

一方、ウクライナの国防次官は4日、兵士が次々と人差し指を口にあてる動画をSNSに投稿しました。「計画は沈黙を愛する。開始の宣言はない」とのコメントが添えられていて、反転攻勢の時期については明言しないことを示唆したものとみられます。