震災の記憶と教訓を後世に伝える「語り部」を育成するためのプログラムを検討する会議が双葉町で行われました。

県では、昨年度から「語り部」の持続的な活動に向けた支援に取り組んでいて、5日は、語り部のスキルアップや新しい語り部の育成を目的とした「育成プログラム」の検討会が開かれました。

検討メンバーは有識者や語り部団体などの7人で構成され、「育成プログラム」では、「先輩語り部」の講話を聴き語り部の役割について理解を深めることや、地震や放射線などの基礎知識を学ぶワークショップを開くことなどが話し合われました。
県内の語り部団体に所属する「語り部」の会員は約150人いて、県はことし10月から完成した育成プログラムをもとに「伝承者育成講座」をスタートする予定です。