マイナンバーをめぐるトラブルが相次ぐなか、JNNの世論調査で7割を超える人がマイナンバーの活用に不安を感じていると回答しました。
健康保険証とマイナンバーカードが一体化した「マイナ保険証」をめぐり、他人の情報が紐付けられるなどトラブルが相次いでいますがマイナンバーの活用に不安を感じている人は、「大いに」と「ある程度」をあわせて72%でした。「大いに不安を感じている」が32%、「ある程度不安を感じている」が40%、「あまり不安を感じていない」が21%、「全く不安を感じていない」が6%でした。
続いては岸田内閣の支持率について。岸田内閣を支持できるという人は、前回の調査から0.5ポイント下落し、46.7%でした。一方、支持できないという人は、0.2ポイント下落し、48.3%でした。
先月行われたG7広島サミットについて岸田総理の議長としての指導力を評価するか聞いたところ「評価する」は55%「評価しない」は26%でした。今回のサミットをきっかけに世界で核軍縮の機運が高まったと思うかどうか聞いたところ、「思う」と答えた人は34%「思わない」と答えた人は52%でした。
岸田総理は総理公邸で親族と忘年会を開き、公的なスペースで記念撮影などした長男の翔太郎総理秘書官を今月1日付で更迭しましたが、このタイミングでの更迭について「妥当だ」は33%「遅すぎる」は50%「更迭する必要はなかった」は11%でした。
次期衆議院選挙で新設される東京の選挙区調整をめぐり、東京では公明党が自民党候補を推薦しないなど関係が悪化しています。今後の自民党と公明党の連立関係をどうすべきか聞いたところ、「連立を続けるべき」が23%「連立を解消すべき」が64%でした。衆議院の解散・総選挙の時期について聞いたところ、最も多かったのは「任期満了まで行う必要はない」で37%でした。
政府は先週、少子化対策を強化するための方針案を公表し、財源については「2028年度までに安定財源を確保する」としています。この時期について聞いたところ、「もっと早くすべき」は52%「妥当だ」が28%でした。また少子化対策の主な財源について何がいいか聞いたところ、最も多かったのは「社会保障費などの歳出の削減」で34%でした。
各党の支持率はご覧の通りです。
【政党支持率】
自民 32.7%(1.7%↑) 立憲4.3%(0.1%↑)
維新 7.9%(1.7%↑) 公明3.9%(0.7%↑)
国民 2.1%(1.1%↑) 共産2.5%(0.3%↑)
れいわ 1.4%(0.4%↑) 社民0.4%(0.0%→)
女子 0.2%(0.0%→) 参政0.9%(0.4%↓)
その他 0.8%(0.2%↑) 支持なし39.3%(6.0%↓)
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