宮崎県都城市では、大雨シーズンに備えようと、4日、浸水想定地域を確認する研修会が開かれました。

これは、都城市北消防署が初めて開いたもので、沖水地区の住民や消防団員など約80人が参加。

まず、2020年の熊本豪雨で被災地に派遣された消防署員が当時の様子や救助活動について講話しました。

このあと参加者たちは、大淀川の堤防へ移動し、増水時には、川幅が4倍近くになるといった説明を受けながら、浸水が想定される地域を確認していきました。

(沖水地区自治公民館連絡協議会・三島美蔓会長)「一番最初に避難ですね、雨の状況を見ながら。待っているのではなく自分から避難するということを心掛けてもらいたい」

参加者たちは、危険か所の事前確認や早期避難の重要性について改めて理解を深めていました。