きのうからきょうにかけ、激しい雨に見舞われた関東地方。東京・渋谷区ではきのう、アンダーパスが冠水。侵入したトラックが途中で停車するトラブルがありました。
きょう正午すぎの埼玉県越谷市。道路が冠水し、警察によりますと、きのうの夜から「車が立ち往生してしまった」などとの通報が相次いでいるということです。
茨城県鉾田市では、田んぼが浸水。
記者
「濁流の中に、乗用車が2台取り残されています」
午前4時半ごろ、軽乗用車1台が、はまって動けなくなり、その後、別の軽乗用車も動けなくなりました。車2台から男性2人が救助され、いずれもけがはありませんでした。
東京・町田市の国道16号八王子バイパスでは土砂崩れが発生。
横浜市保土ケ谷区でも線路脇のがけが崩れ、JR横須賀線が一部区間で運転を見合わせました。
この大雨で交通にも大きな影響が…
東海道新幹線はきのう夜、東京―名古屋間で終日運転を取りやめました。きょうも運転を見合わせたため、駅は朝から運転再開を待つ人で混雑しました。
「5時15分に(駅に)ついた。昼3時までだめですって言われた」
昼ごろ、およそ22時間ぶりに全線で運転を再開しましたが、遅れが出ています。
上村彩子キャスター
「朝7時の新宿駅。雨がだんだんと強くなってきました。大雨による倒木の影響で湘南新宿ラインが運転を見合わせているほか、各線で遅れが生じています」
JR東日本によりますと、京浜東北線や京葉線などで一部の列車が運休しました。
「災害級の大雨」をもたらした線状降水帯。この被害を防ぐため、気象庁は去年6月から、発生する可能性を地方ごとにおよそ半日前から示す“予測情報”の提供を始めました。
今回の大雨では、四国や関東甲信など5つの地方に予測情報が出されました。その後、実際に発生したのは、高知、和歌山、愛知など3つの地方の6県で、中国と関東甲信では発生しませんでした。
TBS報道局 福島隆史解説委員(災害担当)
「この情報が発表されて、線状降水帯が発生しているのは実に4回に1回。決して予測精度は高くない。観測を充実させること、そのデータを予測に生かし切れるような計算式の技術開発を急ぐことが大事」
Q.「線状降水帯予測」というものを、私たちは今後どのように活用したらいいでしょうか?
「大雨になっているかどうかという点で着目すると、実は3時間で150ミリ以上の大雨を当てる確率は6割ぐらいでかなり高い。この情報が出たら、かなりの確率で大雨になる。そういう受け止め方をすれば、この情報は防災上かなり有効」
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