「会社の取引に必要な重要書類をなくした」などという嘘の電話を信じ、福島県郡山市の高齢女性が現金200万円をだまし取られました。

詐欺の被害にあったのは、郡山市に住む80代の女性です。

郡山警察署によりますと、2日午後3時ごろ、医師を名乗る男から女性の自宅に「息子さんの喉にできものができた。麻酔をしているから声が変わっている」などと電話がありました。

その後、息子を名乗る男から「会社の取引に必要な重要書類をなくし、すぐにお金を用意しなければならない」などと電話があり、話を信じた女性は、自宅を訪ねてきた息子の会社の後輩を名乗る男に、現金200万円を手渡したということです。
女性が親族に確認したところ詐欺だと分かり、警察に通報しました。

警察は、現金を要求する電話があった際には、家族や警察に相談するよう呼びかけています。