長野県内の大雨は峠を越えましたが、引き続き南部などに大雨警報が出ているほか、5つの市町村に土砂災害警戒情報が出されています。

北海道の東海上にある低気圧からのびる前線が、関東地方を通って西日本の太平洋側へのびていて、3日日中にかけて日本の南まで南下する見込みです。

長野県の大雨の峠は越えましたが、依然として、佐久地域と南部全域に大雨警報が出ています。

1日の降り始めからの雨量は、飯田市南信濃で286ミリに達したほか、阿智村(あちむら)浪合(なみあい)で246ミリ、宮田高原(みやだこうげん)245ミリ、阿南町(あなんちょう)245ミリ、大鹿村(おおしかむら)240ミリ、南木曽町(なぎそまち)239ミリ、飯島町(いいじままち)237ミリなどとなっています。

現在、土砂災害警戒情報が伊那市(いなし)、飯田市(いいだし)、木曽町(きそまち)、宮田村(みやだむら)、喬木村(たかぎむら)に出されています。

これまで降った雨のため、地盤の緩んでいる所や増水している河川があり、気象台では引き続き土砂災害などへの警戒を呼びかけています。