福島県内は、台風2号や前線の影響で2日朝から雨が降り続いています。気象台は、3日の明け方にかけて大雨による土砂災害に警戒するよう呼びかけています。

台風2号や前線の影響で、県内でも2日朝から雨が強まっています。

いわき市の会社員「洗濯物を外に干しっぱなしだったが、物干し竿と一緒に中にしまって雨対策はしました」

2日午後4時半までに降った雨の量は、塙町東白川で67.5ミリ、いわき市小名浜で66ミリなどとなっています。

3日朝、いわき市では側溝が詰まらないようにたまった枯れ草や土を取り除く作業も行われていました。

清掃作業員の男性「台風の雨の影響で側溝に水がたまらないように、水浸しにしないように水を流す作業」

県内ではこのあとも雨が降り続く見込みで、3日午後6時までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで中通りと浜通りで80ミリ、会津で60ミリとなっています。

海上では風も強まり、予想される最大瞬間風速は30メートル、波の高さは5メートルで、高波による船舶への被害に注意が必要です。

気象台は3日の明け方にかけて、大雨による土砂災害への厳重警戒と、河川の増水などに注意を呼びかけています。