◆「トマトらしさ」と「ビールらしさ」どちらを優先?

トマトを使ったビールの商品化を手がけたのは、2019年にシンガポールで設立されアップサイクルに取り組んでいるスタートアップ企業です。
クラストジャパン 平野宏幸取締役「一番苦労したのは、トマトらしさを生かすのか、ビールらしさを生かすのか。ここが多分一番難しいポイントだった」
どんな味に仕上げるのか、試行錯誤をすること約半年。廃棄されるトマトを生まれ変わらせた、北九州ならではのビールが完成しました。約100万円の開発予算のうち20%を、スタートアップ企業の誘致を進める地元・北九州市が支援事業の一環で助成。2023年3月に市が開いたイベントでお披露目されました。
◆地方自治体の「地力」に海外のアイデアを

クラストジャパン 平野宏幸取締役「地方自治体が自分たちのリソースをどうやって生かしていくのか。そこに海外からのアイデアを持ってくることが、非常に素晴らしいと感じています」
食品ロスを減らし地域のPRにもつながる「トマトビール」は、博多阪急のイベント会場で6月6日まで販売されます。














