理系の女子学生を増やそうと大分大学は来年度の入学試験から「女子枠」を新たに設けることにしています。
大分大学では2010年から理系の女性研究者や女子学生の支援を続けています。大学はより多くの人材を確保しようと来年度から学校推薦型入試で女子生徒だけが受験できる「女子枠」を設置することにしています。
大学によりますと理工学部の女子学生の割合はおよそ16パーセントで全学部の平均よりも25ポイント下回っています。
募集の対象となるのは「知能情報システム」や「機械工学」など6つのコースで合わせて13人です。試験の内容や実施時期については7月下旬に選抜要項で発表される予定です。