“何か月だから”“何歳だから”という全体の基準を決めすぎない
ホラン千秋キャスター:
リンゴを食べさせること自体は問題ではないですが、そのときに細心の注意を払ってということになるわけですね。

慶応大学 特任准教授 若新雄純さん:
このニュース見て感じたことは、8か月ぐらいというと、ガイドラインによるとそろそろ自分の歯というか、噛み始めることができるぐらいと言われてますよね。
でも僕らは最近、人の個性について議論するようになったと思うんですが、それ以上に大事なのは“個人差”というものだと思うし、大人になってもいろんな個人差がありますよね。僕ら人間はいろいろな性質を持っていて、「もう1歳だからこれができるよね」と、当然そういう基準に合わない人も、違う人もたくさんいると思うんですよ。
だからやっぱり自分たちは今、どういう個人の違いがあるのかと注目してくことが大事な気がして。「もう1歳だからこれできるでしょ」「何か月だから」と勝手に全体の基準を決めすぎないことが大切なのかなと思いました。
井上キャスター:
杓子定規で決めすぎると、個々に合わないということがあるのかもしれません。