銀行にだまされるなんて思いも寄らない…

シェアハウスとは別のもの。まさか自分は…と思いながら、女性は中古マンションを買ったことを家族に打ち明けます。

女性:「主人に打ち明けたんです。主人はもうノイローゼのようになってしまいました」

これをきっかけに、女性は弁護士に相談。スルガ銀行に資料の開示請求をしたところ、女性の預金通帳などが改ざんされ、本来借りられないローンを負わされていることがわかったのです。構図はシェアハウスの問題と同じでした。

女性:「ショックでした。自分の貯金の金額が数万円しかなかったところに、何百万というふうなお金の数字に書き換えられていて。こういうようなことを銀行がするんだってことを知ってショックでした。ショックでした。自分の貯金の金額が数万円しかなかったところに、何百万というふうなお金の数字に書き換えられていて。銀行にだまされたなんてことも思いもよらなかったんで。恐ろしい銀行ですよ」

さらに、別の資料も改ざんされていることがわかりました。

女性:「201号室の家賃が5万8000円というふうに手元の資料ではあるんですけども、スルガ開示では、6万4000円の家賃というふうに書いてあります」

女性が購入した中古マンションの家賃明細表。実際の値段より家賃を高くしたり、本当は空室があるのに満室を装ったりして、マンションの値段が釣り上げられていました。