気象庁によりますと、大型の台風第2号は、きょう(1日)10時には宮古島の南東にあって、1時間におよそ15キロの速さで北北東へ進んでいます。

中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心の東側165キロ以内と西側130キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

台風は沖縄の南の海上を北上した後、今夜(1日)から2日朝にかけて沖縄本島地方にかなり接近する見込みです。また、東シナ海から日本の南には前線が停滞し、3日にかけて西日本から東日本に停滞するでしょう。前線に向かって、台風からの非常に暖かく湿った空気が流れ込むため、2日にかけて前線の活動が活発となる見込みです。

【画像①】台風2号の進路予想図(TBS NEWS DIGより)
今後の進路予想図は【画像①】の通りです。
【画像②】札幌市の16日間予報(TBS NEWS DIGより)
【画像③】仙台市の16日間予報(TBS NEWS DIGより)
【画像④】東京都の16日間予報(TBS NEWS DIGより)
【画像⑤】名古屋市の16日間予報(TBS NEWS DIGより)
【画像⑥】大阪市の16日間予報(TBS NEWS DIGより)
【画像⑦】広島市の16日間予報(TBS NEWS DIGより)
【画像⑧】福岡市の16日間予報(TBS NEWS DIGより)
【画像⑨】那覇市の16日間予報(TBS NEWS DIGより)
【画像⑩】RSK山陽放送がある岡山市の16日間予報(TBS NEWS DIGより)

また、雨はいつごろ降るのか、【画像②~⑨】はきょうから向こう16日間の主要エリアの天気の予想です。

皆さんのお住いのエリアの16日間予報は、市区町村別に「TBS NEWS DIGアプリ」で確認することができます。

沖縄地方では、台風の影響で非常に強い風が吹き、うねりを伴い猛烈なしけとなっている所があります。宮古島地方が暴風域に入っています。また、奄美地方でもあす(2日)にかけて非常に強い風が吹き、うねりを伴い猛烈なしけとなる所がある見込みです。うねりを伴った高波に厳重に警戒し、暴風に警戒してください。

また、南西諸島から東日本の広い範囲で、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

今後の台風情報、地元気象台の発表する警報や注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。