NITE担当者「安全性が劣る製品が出回っている」

NITE(製品評価技術基盤機構)の担当者は「安全性が劣る製品が出回っていることが多々ある。非純正品による事故も起きている」とのことです。
バッテリー発火などによる事故のデータを調べてみると、2017年は8件に対し、2021年は30件と電動アシスト付自転車の普及により、分母も増えているので、事故も増えています。
これが全て非純正品による事故かというと、そこの調査は行われていないのでわかりません。いずれにしても、バッテリー発火は4年で約4倍に増加している実態です。
ホラン千秋キャスター:
正規のサイトやお店でないところで買う場合は、純正品と書かれていることもあるし、純正品と謳っているけれども、実は非純正品だったという可能性もある。安全を考えると値段が高くても純正品が安全ということですよね。

萩谷麻衣子弁護士:
非純正品は、本体のメーカーが設計や品質管理に関与していないので、安全性はピンキリだと思います。この製品は安全なのかを自分でしっかりチェックする。
仮に事故が起きた場合、損害が生じたときに非純正品でもしっかりしたメーカーであれば、製造物責任などの損害賠償請求などできることがあります。
ですが、怪しいメーカーや海外のメーカーだとすると、そういうこともできない。火事や人に怪我をさせたりしてしまうこともありますから、安いから非純正品を買うという一点で見るのは、リスクが大きいと思います。