サッカー元日本代表の岡崎慎司選手が岡山でのアスリート育成に力を注ぎます。きょう(31日)、IPU環太平洋大学と包括連携協定を結ぶことになり、キャンパスで調印式が行われました。


会場に現れたサッカー元日本代表の岡崎慎司選手です。

岡崎選手は現在ベルギー1部のシント=トロイデンに所属していて、代表得点ランキング歴代3位としても知られるトップ選手です。

その岡崎選手や岡崎選手が携わるクラブチームなどとIPU環太平洋大学が結んだ今回の包括連携協定です。

世界で活躍できるアスリートやトレーナーの育成を目的としていて、以前からスポーツ教育などに力を入れていた大学が、海外を舞台に戦う岡崎選手と思いが一致したことから、今回、実現に至りました。

(シント=トロイデンVV 岡崎選手)「生徒たちにヨーロッパへ行ったら可能性が広がるぞと。そのためには自分自身の価値を上げて行かなきゃいけないぞと、定期的に伝えていけたらいいなと思います。日本の新しい文化をヨーロッパへというキーワードに頑張りたい」

IPU・環太平洋大学では来年4月アスリート養成に特化した「競技スポーツ科学科」を新設することになっていて、大橋学長も、今回の協定が学生への刺激になればと期待をにじませます。

(環太平洋大学 大橋節子学長)「競技スポーツ科学科。そのロールモデルとしてあこがれて、自分もそんな自分になりたい、なりたい自分になれるんだということを、このIPUで実現していきたい」

(シント=トロイデンVV 岡崎選手)「新しい道をこのIPUとつくっていけたら、新しい文化ができるのかなと」

IPU・環太平洋大学では今後、岡崎選手の講演会を企画するなど、学生が海外に挑戦するきっかけ作りをしたいとしています。