岡山県の高梁川に架かる橋で、倉敷市真備地区と総社市清音地区とを結ぶ、歩行者・自転車用の川辺橋は、5月7日の大雨があった後に橋脚の一部が傾き、道路が波打つなどして、通行止めとなっています。

岡山県は、傾いた橋脚1本の上にある道路などの撤去作業をあす(6月1日)の夜から始めることを決めました。道路などを撤去した後、本格的な出水期を迎える前に傾いた橋脚も撤去する計画です。
工事区域周辺は立ち入りが制限されることになっていて、県は「できるだけ工事区域に近づかないよう、また周辺を通行する際には安全のため現地職員等の指示に従ってほしい」と呼びかけています。
川辺橋が通行できなくなった後、主に車が通行していた近くの新川辺橋では、車道の両端を50センチずつ狭めて、カラー舗装の自転車と歩行者用の通行帯が設けられていて、歩行者と自転車は当分、新川辺橋を通行することになります。
県は川辺橋について、今回損傷した部分以外の傷みなども調べた上で、損傷部分の復旧・橋全体の新設・新川辺橋の活用など複数の選択肢から対応について検討するということです。