岡山市北区の後楽園で、初夏の風物詩・梅の実の収穫作業が行われました。
丸々と育った青い実を一つずつ手作業で摘み取ります。岡山市北区の後楽園でこの時期恒例の梅の実の収穫作業が行われました。園内には20種類、約100本の梅の木が植えられていて、きょう(31日)は主に梅酒に使われる白加賀(しろかが)や杏性(あんずしょう)などが収穫されました。
今年(2023年)は晴れの日と雨の日のバランスがよく、天候に恵まれたため大粒で色づきのよい実が育っていて、収穫量は例年並みの約500キロを見込んでいるということです。
(後楽園事務所 加藤陽子さん)「かなりきれいな大粒の実が獲れたと思います。後楽園内でしか販売していない梅の実のシリーズなので、ぜひ手に取って味わってほしい」
収穫された梅は、後楽園のオリジナル商品「お庭そだち」シリーズとして、梅酒や梅ジャムなどに加工され、園内2か所の土産物売り場で販売されます。