日本芸術院賞を受賞した金沢市出身の工芸家・十一代 大樋長左衛門さんの作品を集めた展覧会が、31日から金沢で開かれています。

金沢市の香林坊大和の創業100周年を記念して開かれたこの個展では、金沢市で江戸時代から続く窯元に生まれた十一代 大樋長左衛門さんが、コロナ禍の3年間に手がけたおよそ100点の作品を展示しています。海外を訪れた際に見た絶景に魅了され、自らの作品に落としこんだ「神の断崖」は、日展で最高賞となる文部科学大臣賞を受賞。このほか今回の個展では、漆喰を使って仕上げたアート作品にも挑戦しました。

十一代 大樋長左衛門さん
「僕の世界観は、その土地その土地の人たちと触れ合いながら、その土地にしかないもので作るというのが僕の持ち味。『うつわの哲学』という考え方で作ったというのを、本を読んでいただいたり、この会場に来ていただければ感じていただけると思う」

十一代 大樋長左衛門展は、金沢市の香林坊大和で来月6日まで開かれます。