出水期を直前に控え、岡山県が27市町村と連携し、風水害に備えるための水害対応訓練を行っています。

(訓練)「記録的短時間大雨情報第一号が発表されました」

訓練は、梅雨前線の影響で岡山県内で集中豪雨が降り、吉井川や小田川で洪水が発生したとの想定で行われています。

岡山県は今年(2023年)3月、防災機能などを強化するため、災害時に情報収集を行う集中配備室を拡張していて、訓練では27市町村の職員や自衛隊員ら約470人と連携し、被害情報の共有や災害対応の手順を確認しました。

(岡山県危機管理課 千田元久課長)「5年前のような災害が起こってはいけませんが、起きた際にはより最善の、よりベターな対策がとれるよう日々精進していく、訓練を重ねていく」

岡山県内で甚大な被害が出た西日本豪雨からまもなく5年。県民の命を守るため県では訓練を通じ災害対応力を高めたいとしています。