ロシアの軍事侵攻を受けて青森県南部町に避難していたウクライナ出身の家族が6月1日に帰国します。29日の講演会では平和の尊さと町民への感謝を改めて伝えました。

※ウクライナからの避難民・テチアナさん「私たちは日本に来て恐怖から解放された。日本は私たちを家族として迎え入れてくれた」

家族のように接してくれた南部町の人たちに感謝を伝えるウクライナ出身のテチアナさん。去年10月から南部町で避難生活を送ってきましたがテチアナさんの夫が現地に残っていることもあり、家族4人と一緒に帰国することを決めました。テチアナさんは29日の講演会で、母国では依然として多くの人が犠牲になっている過酷な現状を訴えました。
そして同時に伝えたかったのは南部町への感謝でした。

※ウクライナからの避難民 テチアナさん「南部町に到着したとき周りの人たちが私たちを助けてくれた。その優しさを忘れない」

南部町での生活は7カ月ほどでしたが、弟キリロさんは地元の中学校に通い伝統行事にも参加しました。

困難な環境でも力強く生きる姿は生徒や町の人たちにとっても大きな財産となりました。

※名川中学校 生徒会長 村井大将さん「キリロさんとも一緒に過ごしてきてこういう縁を大事にしていきたいと思ったし改めてウクライナの平和が早く訪れるといいなと思いました。」

テチアナさんは6月1日に町内で会見を開いた後、ウクライナに帰国する予定です。