RSKテレビで水曜日午後8時から放送している、RSK地域スペシャル「メッセージ」の取材班が、ジャーナリズムの発展に貢献した報道活動などに贈られる、「2023年度日本記者クラブ賞・特別賞」を受賞し、東京で贈賞式が行われました。

日本記者クラブ賞の贈賞式は、東京の日本プレスセンターで行われ、「メッセージ」取材班を代表してRSK山陽放送の山下晴海・報道制作局長が賞状と副賞の盾を受け取りました。

(RSK山陽放送 山下晴海 報道制作局長)
「地域に軸足をおいて、地域のための番組を作らなかったら、我々の存在意義はないじゃないかという思いでここまで10年間やってまいりました」
「地方のテレビが大変な局面にある中、『ふんばれ、がんばれ』という大きなエールをいただいたと思っておりまして、非常に大きな励みになります。改めまして、皆様に感謝したいと思います」

RSK地域スペシャル「メッセージ」は、岡山・香川の「地域発のドキュメンタリー番組」で、2012年4月に放送を開始し、これまでに249本の番組を放送しています。

(2015年2月放送「盲目の先生 命の授業~見えないから見えたもの~」より竹内昌彦さん)
「どうしてもつらかったら、逃げてもいいから死なずに待て」
今回受賞した「日本記者クラブ賞・特別賞」は、ジャーナリズムの発展に繋がる特筆すべき業績が認められた、国の内外の個人・団体や報道活動などに贈られるものです。


「メッセージ」について日本記者クラブは、「地方に軸足を置いた番組制作でローカル局の存在感を示している」と述べた上で、全国の民放で唯一、ゴールデンタイムでドキュメンタリー番組の放送を継続していることを高く評価しました。