本格的な大雨のシーズンに備え、線状降水帯などで被害が発生する事態を想定し、岡山市の職員が参加して訓練が行われています。

訓練には、岡山市の危機管理室や区役所の職員約70人が参加しています。梅雨前線の影響で線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が降り続いたという想定で行われています。

職員は避難所を開設するかどうかの協議のほか、市民に避難情報を発令する手順などを確認していきました。本格的な大雨のシーズンに備え、各部局の連携強化を図ります。

(岡山市危機管理室 長谷井浩さん)「昨日(29日)梅雨入りしましたが、出水期前までにこの図上訓練を終え、本番を迎えられたら」

市では、訓練で出た反省点を踏まえ、迅速に災害対応にあたれるよう備えたいということです。