将来を担う世代を社会全体で盛り上げていこうと、全国の知事有志で構成するサミットが29日、盛岡市で開かれました。

 「日本創生のための将来世代応援知事同盟」には人口減少や東京一極集中に歯止めを掛けようと岩手を含む全国22の県知事が名を連ねています。
 4年ぶりに一般公開で行われたサミットは今年が9回目で、岩手での開催は初めてです。
 29日は18人の知事が出席して地域で抱える課題や解決に向けた取り組みを共有しました。そして若い世代や女性の活躍、子育て環境の整備をはじめ、社会で問題視されているヤングケアラーの支援へ地方から行動を起こしていくと宣言する「いわて声明」が発表されました。
 サミットは来年度、宮崎県で開かれる予定です。