高校生がインターハイ出場をかけて戦う岡山県高校総体が各地で開かれています。高校生アスリートたちが奮闘しました。

きのう(28日)の陸上女子800m決勝には昨年度の全国中学ランキング1位・ドルーリー朱瑛里選手が登場。前半は2番手と先頭を行き来し様子を見るレース運びでしたが、残り300mでスパートをかけ1着でフィニッシュ。1年生ながら堂々とした走りで初優勝を飾りました。

また、男子5000mには全国高校駅伝で優勝した倉敷高校の選手が出場。オレンジのユニフォームの倉敷高校は、3年のサムエルキバティ選手が400mで早くも独走状態に入ります。そのまま先頭を譲らずゴール。倉敷高校が2位の桑田駿介選手とワンツーフィニッシュを決めました。

(倉敷高校3年 桑田駿介選手)「いい流れで走ることができたので良かったです。暑い中でもしっかりとラストの切れ味をもっと上げられるように頑張りたいです」

ジップアリーナ岡山では体操競技が行われました。注目は春の全国高校選抜で準優勝の関西・脇原(わきはら)選手。安定した演技を見せ個人で1位に輝きました。

(関西高校3年 脇原和志選手)「決め切れないという部分がまだちょっとずつあるので、そこを埋めていけばインターハイも優勝が見えてくるのかなと思っています」

また、新体操男子個人では井原高校1年の吉澤昴選手が優勝し、インターハイ出場を決めています。