ファンが待ちに待った開催です・・・
28日、じつに4年ぶりとなる「航空祭」が、鳥取県境港市にある航空自衛隊美保基地で催されました。

目玉はなんと言っても、6年ぶりのブルーインパルスによるアクロバット飛行!会場は歓喜に沸きました。

航空自衛隊の活動について理解を深めてもらおうと、美保基地で催される大人気イベント「航空祭」。
コロナ禍で、2020年から中止となっていましたが、今年、4年ぶりに開催されました。

航空自衛隊 美保基地 第3輸送航空隊 北野 勝繁 広報班長
「天候にも恵まれ、また多くの方に来場していただいたことについて、隊員一同を代表して非常に喜ばしい思いです」
普段はなかなか立ち入れない広~い自衛隊基地が、特別に「航空祭」の日だけは一般公開されます。
航空機の地上展示のほか、グッズの販売に飲食物のブースなど、家族で1日楽しめる、お楽しみが盛りだくさん。
会場では、軍事衝突が続くアフリカ・スーダンから日本人を退避させるため派遣されたCー2輸送機の機内見学も行われました。

訪れた人
「楽しい」「(航空祭は)初めて。びっくりです。こんなに人がいるなんて」
「なんだか飛行機がたくさんあって、飛行機の中に乗らせてくれたりする」
そして、なんといっても「航空祭」の花形は、自衛隊機の展示飛行。
まずは、新型空中給油機KCー46A。2021年10月に日本で初めて美保基地に配備されました。

また美保基地を代表する、Cー2輸送機の迫力ある機動飛行に、空挺降下、めったに見られない3機編隊での飛行も。

訪れた人たちは撮影に夢中になり、釘付け状態に・・・。
そして、いよいよ最大の目玉・・・そう、航空自衛隊唯一のアクロバットチーム
「ブルーインパルス」による、華麗なる曲技飛行~!
山陰の空に戻ってくるのはじつに6年ぶりとあって、およそ4万人の来場者は、歓喜に沸きました。

訪れた人
「息子がすごく飛行機が大好きで、朝早くから来たんですけど、間近で見られて感動した」
「目の前で(アクロバット飛行を)やってくれるのでやっぱり迫力がある。最後の2機が、1機がまっすぐ来て(別の1機が)その周り渦を巻いて飛んで行くのが最高でした」

航空自衛隊 美保基地 第3輸送航空隊 北野 勝繁 広報班長
「今回ご来場の皆様の顔を見ると、たいへん楽しそうに観覧しているのを見て、準備を長い間行って来た、隊員一同を代表して非常に報われた思い。来年も必ず開催したいです」
コロナ禍のため4年ぶりに開催され、多くのファンが待ちに待った「航空祭」は、人々の笑顔と歓声に包まれていました。
