JR西日本岡山支社は、運輸収入が直近の3か月でコロナ前の約9割まで回復したと発表しました。また合わせて新型車両の運行開始日も明らかにしています。

JR西日本岡山支社によりますと直近3か月の岡山エリアの運輸収入は、いずれの月も去年より20%以上増え、コロナ前の約9割まで戻りました。

乗車率は、新幹線がコロナ前の8割から9割に、在来線の特急は7割から9割ほどに回復したということです。

(JR西日本岡山支社 藤原乗将支社長)「多くの方が外出されたと受け止めております。それを受けましてコロナで苦しんでいた過去3年に比べますと、だいぶご利用が回復してきたと」

また、岡山・備後エリアで20年ぶりの導入となる新型車両・227系Urara(うらら)が7月22日から運行を始めることも発表されました。まずは山陽本線、宇野みなと線、瀬戸大橋線、伯備線に導入し、順次、区間・路線を拡大していく予定です。

Uraraの導入に伴い、現在運行している117系車両は、7月21日で定期列車としての運行を終えるということです。