富山県は、この春県内の高校を卒業した人の就職内定率が100パーセントだったと発表しました。内定率100パーセントは、2016年度以来2度目で全国1位です。全国の内定率は98パーセントでした。
県教育委員会によりますと、この春県内の高校を卒業して就職した人の内定率は100パーセントで全国1位でした。
県教委によりますと、高校生の求人倍率が過去最高レベルだったことや、各企業のインターンシップ受け入れ、学校側の積極的な働きかけによるものとみています。
都道府県別では福井県が富山県と同じ1位、次いで山口県の99.7パーセントと続きます。富山県内の高校卒業生は8291人で、このうち就職を希望したのは1623人でした。
また、富山労働局によりますと、令和3年春に就職した人の離職率は10.7パーセントで、全国の16.6パーセントよりも5.9ポイント良いことがわかりました。労働局によりますと、県内の高卒者の就職3年目までの離職率は3割近くで推移しているということです。














