将棋の藤井聡太六冠が臨む叡王戦五番勝負第4局は、対局開始2時間あまりで指し直しになるなど、熱戦が続いています。

藤井六冠が菅井竜也八段の挑戦を受ける叡王戦五番勝負。

先に3勝でタイトル獲得となり、藤井六冠はここまで2勝1敗です。

3連覇に王手をかけて臨む第4局は、菅井八段の先手で始まりましたが、対局開始2時間あまりで同じ局面が4回繰り返される千日手でいったん引き分けになり、午前11時半から先手を交代して指し直しとなりました。

藤井六冠の出身、愛知県瀬戸市ではパブリックビューイングが開かれ、地元の人たちが戦況を見守っています。

「藤井六冠は先手が有利なのでこれで頂きかな」「次の名人戦に繋げて頂けると信じて応援にきました」

ところが、その指し直し局でも“千日手”となり、今度は午後7時15分から再び指し直しとなりました。

28日の勝負飯は藤井六冠が「短角牛のローストビーフ丼とミニ冷麺」で、菅井八段が「三色丼と真崎(まさき)わかめと季節の野菜サラダ」でした。

持ち時間はそれぞれ4時間で、夜に決着する見込みです。