夢に向かって頑張る子どもたちを応援する「こども未来プロジェクト」。

今回は、コンテストでフルートを独奏し、金賞に輝いた2人の高校生を紹介します。

長野県の豊科(とよしな)高校3年の小西笑加(こにし・えみか)さんと、同じく3年の古川政斗(ふるかわ・まさと)さん。

2人は、3月に滋賀県で開かれたコンテストに長野県の代表として出場。

60人が出場した高校個人の部でフルートを独奏し、ともに金賞を受賞。

小西さんは、最高位の賞に輝きました。

(小西笑加さん)
「めちゃくちゃびっくりして、最初は自分じゃないと思って信じられなかったです」

小西さんの魅力は、その音色と豊かな表現力。

古川さんは、独創的な演奏が持ち味です。

(古川政斗さん)
「楽器自体はすごく小さい。他の楽器に比べたら、かなり。それでもいろんな音色が出せたり、優しい音だったり、多彩な音が出せるところが魅力だと思います」

『よきライバル』として、練習を続けています。

長野県内の強豪として知られる豊科高校吹奏楽部。

2人が目標とするのが、夏から始まる吹奏楽のコンクール。

夢は全国大会出場です。

(小西笑加さん)
「自分としては、もっともっとレベルを上げたいと思うのと、部活では、夏のコンクールに向けて、目標に向かって頑張って練習しています」

音楽に情熱を傾ける2人。

演奏の技術や表現力を、さらに磨いていきます。