「再配達が〇〇円というようなことができれば、行動が変わってくることも」
山本キャスター:
私達の行動・意識を変えていかないといけないわけですよね。
首藤教授:
2024年問題、理解はだいぶ進んできていますけれども、行動変容に繋がっているのかというと、まだまだではないかと思っています。
環境問題が叫ばれている中で、例えばレジ袋を削減しないといけないということも、盛んに言われていて、マイバックを持ちましょうと呼びかけられていました。
あの時も意識はしていたけれども、レジ袋をもらうのが当たり前だと思っていた、そういう行動をしていたと思うんですね。でも、レジ袋が有料になり1枚3円、5円となったらみんなマイバッグを持つようになったということもありました。
ですので、同じような仕組みを物流の中でも取り組み、置き配だと〇〇円、手渡しだと〇〇円、再配達が〇〇円というようなことができれば、行動が変わってくることもありうると思うんですけれども、その仕組みを作るのも、そんな簡単じゃないというような実態もあります。
山本キャスター:
当たり前じゃない、ということをまず私達も認識しないといけないですし、ルール作り、仕組み作りが大切ということですね。