シーガイアを運営するフェニックスリゾートの昨年度の決算は、セガサミーグループになって以降、過去最高の売上高となりました。
13期ぶりに経常損益が黒字となっています。

昨年度のシーガイアの利用客は94万人余りと、新型コロナによる行動制限がなくなったことや旅行支援などにより、前の年度を2割以上、上回りました。

その結果、売上高は109億円余りと2012年にセガサミーグループになって以降、過去最高となりました。

また、営業損益と経常損益は、いずれも13期ぶりに黒字となりました。

(フェニックスリゾート・片桐孝一社長)
「念願でありました経常利益の黒字化を果たすことができました。今回の経常黒字化においては、私どもが取り組んできた事業再生のフェーズが完了した」

フェニックスリゾートでは、今年度は、個人客に加え団体客の回復が見込めるとして、2期連続の黒字を見込んでいます。