5分に1度トイレに…カメラに写る徘徊の現状

女性は1時間後無事保護されました。運営会社の「アポケアとやま」代表・藤井明美さんは。
記者:「そんな行動とるって予測できました?」
アポケアとやま 藤井明美代表:「予測できませんでした。さすがに…でも人は嫌だと思ったら何とでもしてって感じですかね。1人の職員がついていたんですが、一緒にいなくてちょっと離れたところにいて、夜中にうつらうつらして、本人がいない、いない。いないということ」


施設内の防犯カメラの映像。そこには部屋から出て徘徊する高齢者の姿をとらえていました。いったん部屋に戻ったと思ったら、すぐにまた徘徊します。

職員:「この方も認知症の方で、どうしても居室の中で落ち着かれないというか。やっぱり外に出て行きたがられるというかそういうタイプの人ですよね」

「トイレに行くのも忘れられる人もいるので、5分に1度トイレに向かわれるとか。だから夜眠れないんですよ。そういう方は。かわいそうなぐらいに。でも本人は忘れてるんで」


この90代の女性も、たびたび外に出ようとするそうです。
