大雨をもたらす「線状降水帯」について、従来「発生した際に」発表されていた情報が、最大30分前倒しで発表されるようになりました。危険度の高まりを事前に知らせることで早めの避難や対策を促します。

25日から運用方法が変わったのは、「顕著な大雨に関する気象情報」です。この情報は、おととしから運用されていて、「線状降水帯」の発生で非常に激しい雨が同じ場所で降り続き、危険度が急激に高まっている場合に発表されます。

25日午後からは、その危険度の高まりをより早く知らせるため、最大で30分早く発表されるようになり、早めの避難や対策を促します。気象庁はこの情報が発表されたら、自治体の避難情報や「キキクル」などを確認したり、崖や川の近くなど危険な場所にいる場合は安全な場所に移動したりするよう呼びかけています。

線状降水帯の発生が予測される地域に半日前に発表されていた情報はこれまで通り発表されるということです。