気温が低かった5月23日から一転、5月24日は気温が上昇しました。一方、5月としては“異例の勢力”の台風2号。今後の進路に注意が必要です。スタジオで詳しく見ていきます。

“台風2号” 5月に異例の強さ 米・気象局も「スーパー台風」厳重警戒呼びかけ 

井上貴博キャスター:
2023年4月、世界の平均海水温が観測史上最高を記録したという情報が入ってきています。ですので、海水温が上がれば上がるほど台風の勢力がより増していくということが考えられるわけです。

台風2号は、まだ5月ですけれども、最大瞬間風速70メートル、中心気圧940ヘクトパスカルです。進路予想図では、じわじわと沖縄や石垣の方に近づいていくわけです。

気象予報士の國本未華さんは「5月としては異例の強さ。沖縄地方は警戒を」としています。日本の予報円では29日(月)までですが、この先どうなっていくのでしょうか?

まずはアメリカが警告を出しています。「スーパー台風がグアムへ接近中」とアメリカ国立気象局が厳重警戒を呼びかけています。

アメリカ・国立気象局、ヨーロッパの欧州中期予報センターがそれぞれ5月30日(火)午後9時の予想を発表していて、どちらも、北上して日本列島に近づいてくるのではないかと予測を立てています。