文部科学省は旧統一教会に対し6回目の質問権を行使したと明らかにしました。

文科省は6回目の質問権の内容について、午前10時から行われた宗教法人審議会で意見を求め、内容が了承されました。

その後、午後3時半すぎに旧統一教会に対し質問文書を郵送し6回目の質問権を行使したと明らかにしました。

今回の質問内容は、これまでも旧統一教会に質問してきた組織運営や教団の財産、献金などについて、156項目で回答を求めるということです。

文科省は前回の5回目の質問権の行使ではこれまでで最多のおよそ203項目の質問で、献金や霊感商法の被害者との間で成立した示談などについて聞いていますが、旧統一教会からの回答は封筒一通でした。

回答期限は来月12日となっていて文科省は回答内容を踏まえ解散命令請求を行うか判断するとしています。