かわいらしい子ヤギの話題です。
宮崎県川南町で五つ子のヤギが産まれ、話題となっています。

五つ子のヤギが産まれたと聞いて伺ったのが、川南町の農家民泊「里ぐらし」。


(廣末圭治記者)
「あ、いた!いました、いました、かわいい子ヤギたち。1、2、3、4、5匹いますね~」

出迎えてくれたのは、白くて小さなシバヤギの五つ子。
元気に走り回ったり、むしゃむしゃ草を食べたりと、何とも愛らしい姿を見せています。


五つ子を出産したのは、6才のリンです。
出産前は、かなり大きなお腹だったリンですが、3月24日、オス4匹、メス1匹を無事出産しました。
ヤギが出産するのは通常2、3匹で、五つ子は珍しいということです。


ヤギたちの世話をしているのは、農家民泊「里ぐらし」の米山敏夫さんと妻の知子さん。

五つ子が産まれたとき敏夫さんは、あることを心配していました。

(米山敏夫さん)
「(母ヤギの)おっぱいの数を考えるとおっぱいが2個しかないんですよ。非常に大きくなるかどうかものすごく心配でした」


敏夫さんの心配をよそにスクスクと成長した子ヤギたち。
産まれたときはおよそ2キロだった体重も、今では4キロから5キロになりました。


(米山知子さん)
「ヤギの顔をよく見ていただくと、口角が後ろになっていて、いつも笑っているような顔なんですよね。だから、そういう感じでヤギを見ると、こっちもニコッとして毎日暮らせるかなという感じ」


子ヤギたちは、今後、地元の農家などへ引き取られることになっていて、畑や斜面などの雑草を食べる「草刈り係」としても期待されているということです。


(スタジオ)
ヤギの五つ子は大変珍しいのですが、母ヤギのリンのお母さんも五つ子を産んだことがあるということで、子だくさんの家系のようです。