岡山市はこの春、認可保育園などに入園することができていない待機児童の数が1人まで減少したと発表しました。

今年4月、岡山市の認可保育園などには1万8845人の入園申し込みがありました。希望する園に入れず、その他の保育サービスを利用するなどしているのは613人で、このうち希望しているのに入園できない「待機児童」は1人となりました。

岡山市では2017年に849人を記録するなど待機児童問題が深刻化していましたが、大森市長は保育施設の整備などで一定の成果が出たとしています。

(大森雅夫 岡山市長)「まだ課題はありますが、大きな峠は越えたかな」

一方、地域によっては定員が8割に満たない園もあり、定員数を調整するなどして希望者とのさらなるマッチングを進めたいとしています。