日本山岳会北海道支部の山行にHBCが同行し、大雪山で年に数日しか現れないという「幻の湖」を撮影することに成功しました。
21日午前4時に黒岳石室を出発した5人のメンバー。
大雪山はいまだ深い雪の中にありました。
途中、クマの大きな足跡も発見。
出発からおよそ2時間半…
メンバーから歓声
「わぁ、これはすごいわ」
標高およそ2170メートル、かつて火口だった「白雲平」にできた湖です。
雪が溶ける5月ごろ、数日間しか現れず、登山客などの間では「幻の湖」と呼ばれています。
一行はさらに、その上、白雲岳の山頂をめざします。
標高2230メートルの山頂から見えるふだんの風景はこちらですが…
藤木俊三日本山岳会元北海総支部長
「残雪期のほんの1週間足らずの間だけみられる、本当の幻の湖です、これはなぜできるのかといいますと、地面下の氷の層があって、そこが融けるまでの間、融けた水が氷にあたって、下に浸透しないうちに見られる貴重な風景です」
湖は直径200メートルほど。
まだ雪深く登山者も少ないこの時期、なみなみと水をたたえた姿を間近で撮影できるのは非常に稀です。
「幻の湖」は、あと数日で消えるものと思われます。
注目の記事
「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

【一覧あり】27億円超の赤字の区画も… JR東日本が「ご利用の少ない線区の経営情報(2024年度分)」を発表 100円稼ぐための『営業係数』が1万円超の区画も… あなたの街のあの路線・区画も…?

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常

「できなくなったことはあんまりない」両足を失っても明るさは失わない 多くの人々の心を引き付ける 笑顔はじける “車いすモデル” 葦原 海(あしはら みゅう)

死亡した白バイ警官、最高速度100キロの“通達”の中…120キロで直進して衝突、右折のトラック側「高速のバイクの接近を予見し、回避は不可能」

小学生の娘の“いたずら”から夫婦殺傷、被告が初めて自ら…「いきなり大声で『おまえか!どこに傷があるんだ、この野郎』と恫喝続き、とにかく離れて欲しかった」検察側の質問には全て黙秘 そして判決は…「被告人の証言は」

【すすきの首切断】瑠奈被告(30)について「中学入学後不登校に…同級生とのトラブルは一度もない」母親・浩子被告(61)の7回目の裁判①





