松本市の会社が製造したサラダにカエルが混入していた問題で、カエルは、原材料の野菜に混ざり込んでいたと見られることがわかりました。
この問題は松本市の「デイリーはやしや」が5月10日に製造し、上田市のスーパーで販売されたサラダにカエルが混入していたものです。
その後の取材で、混入したのは、国内に広く分布する体長2センチから4センチほどの「二ホンアマガエル」と分かりました。
「デイリーはやしや」はサラダの原材料となる野菜に混ざりこんでいたため、下処理段階での洗浄や、選別作業で除去できなかったとしています。
対策として、洗浄前の異物除去に関わる人員を1人から3人に増やしたほか、洗浄後の目視での異物除去を1回から、それぞれ違う担当者による2回に増やしたということです。
上田保健所は、サラダを購入した客はカエルを口に入れたものの、飲み込んではおらず、中毒などの健康被害は確認していないとしています。