日本を離れたウクライナのゼレンスキー大統領は、G7各国に加え、グローバルサウスと呼ばれる新興国の首脳らと会談したことを成果として強調しました。一方、中国やロシアはサミットについて強く反発しています。
ゼレンスキー大統領は、飛行機の中で撮影したとするビデオメッセージを公開。19日のアラブ首脳会議に続く、広島でのG7サミット出席について「厳しく、とても重要な1週間を終えた」と振り返りました。そして、インドなどグローバルサウスや韓国の首脳らと会談したことの成果を強調しました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「ウクライナにとって重要なこと全てを世界の多数派と共有しました。ウクライナの潜在能力を高めることになります」
ただ、ロシア寄りと指摘されるブラジルのルラ大統領との会談は実現していません。
一方、中国とロシアは強く反発しています。
ロシア外務省は、ゼレンスキー氏をG7サミットに参加させたことで「プロパガンダのショーになり果てた」とし、サミットの声明は「反ロシア、反中国の悪意で満ちている」と批判。
また、中国外務省も日本の垂駐中国大使を呼び、首脳宣言について「中国を中傷、攻撃し、内政に暴力的に干渉するものだ」と抗議したということです。
これに対し垂大使は、台湾や東シナ海の問題などについて「中国が行動を改めない限り、G7が言及するのは当然のことであり、将来も変わらない」と反論したとしています。
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