G7広島サミットは、3日間の協議を終えて閉幕しました。サミットに参加したウクライナのゼレンスキー大統領は、先ほどから平和公園を訪れています。
ゼレンスキー大統領は午後5時20分ごろ、平和公園に到着しました。そして原爆資料館の東館に入っていきました。「被爆の実相」を伝える展示を視察しているものとみられますが、原爆で荒廃した広島の写真などを見て、ウクライナの現在の惨状を重ね合わせているかもしれません。
ゼレンスキー大統領はこれに先立ち、G7のウクライナ情勢をめぐる協議に出席しました。ウクライナが近く大規模な反転攻勢を行うとみられる中で、必要な軍事支援について協議したほか、外交・財政・人道支援についても意見を交わしました。
続いて、招待国や国際機関を含めて会議を開き、食料問題やエネルギー危機などウクライナ情勢から波及した地球規模の課題への対応を協議しました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「訓練の支援に感謝します。戦場での我々の形勢はより優勢になるでしょう」
ゼレンスキー大統領は、アメリカのバイデン大統領とも個別に会談。ヨーロッパからウクライナに対するF16戦闘機の訓練と機体の供与を容認したことなどに感謝の言葉を述べました。
ゼレンスキー大統領は今回の訪問で、インドやインドネシアなどロシアと一定の関係を保ち、G7とは考えが異なる国の首脳らとも会談。各国に対してウクライナが提案している和平案への支持を求めました。そして、その模様を次々とSNSで発信していて、手応えを得た様子が伝わってきます。
この後には、ゼレンスキー大統領による会見も予定されていて、被爆地・広島からどんなメッセージを発信するのか注目されます。
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